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<練馬区 東大泉> 屋根カバールーフ工事

10月に入るも夏日の様相後の翌日は雨模様であったりどうにも天気が安定しませんね。こんな日はできることを粛々と進めるに限りますのでBlogの更新も念入りに。
今回は先月IGガルテクトにて施工した屋根カバールーフ工事の様子です。
施主様からお電話にてご相談をいただいた内容はご自宅に使用されている屋根材のアスベスト代替製品の件についてでした。二年程前に他社様にて外装一式(屋根を含む)を塗装をしたが屋根材が剥がれ落ちてきたということで対処(修繕)方法を含め提案をいただきたいとのことでした。
改修前の屋根の様子がこちら。

塗装自体はとてもきれいなのですが屋根材の破損や割れ欠けが至るとこで目に付く状態でした。おそらく塗装された時期の状態はここまで酷くなかったと思われるのでこの二年間に一気に状態が悪化したと思われます。また、破損原因の一端になったと思われる点も。

塗装の際に縁切りの目的で使用される「タスペーサー」ですが、意図して施工されたのか裏面で差し込まれていました。これでは隙間の高さが上がりすぎてしまい施工中に踏み割れしてしまう可能性もゼロではありません。(比較画像にて参照 右が表面使用・左が裏面使用)

それではいつも通りの施工手順ではありますがまずはルーフィングの敷き込みから。本谷の部分は念入りに重ねて被せています。

役物と棟算木(土台用)を取り付けます。

そして本体を順次葺いて行きます。

今日のご紹介ポイントはこちら。棟板金を固定する為の貫(材木)を取り付けますが、当社では屋根材本体に直接打ち付けることがないように前出の「棟算木」を取り付けています。この棟の処理が業者によって大きく違う点です。この棟の部分は屋根材本体を突き合わせエプトシーラー等を用いて直接屋根材に貫(材木)打ち付ける業者様もいますが、板金系の業者ではまず行いません。昔から板金と木材の相性(性質)を理解しているためです。また樹脂木材においてもその材質上、板金に直接打ち付けるのはおすすめはできません。当社では樹脂木材の場合も同様の施工(←クリックで納めています。その経緯もいずれ別の機会にご紹介できればと思います。

さて、棟算木の高さに合わせ屋根材本体を立ち上げます。これは隅棟に走る雨水の水返しの意味があります。

そしてこの棟算木に貫(木材)を取り付けますが、棟算木に固定しますので屋根材本体を傷めることはありません。これはいずれ棟を交換する際にも使用しますので10年先を見据えた施工でもあり、貫(木材)も屋根材に直接触れることがなくまた高さを用いることで雨水にさらされる影響もありませんので貫(木材)の耐久性に大きく寄与します。

最後は施工完了の様子です。

一概に屋根業者といっても瓦系出身と板金系出身に分かれます。板金屋根材を扱う工事であればやはり板金系出身に一日の長があることは間違いありません。その材料の特性や相性などもありその知識と経験から施工方法(納め方)に必ず違いが生まれます。昔ながらの納めの技術を継承し、新しい材料への取り組みなどをうまく落とし込んでいきこれからご縁をいただくであろうご施主様に貢献できればと思っております。

I様、この度はご用命いただきまして誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 

<練馬区 東大泉 I様邸>
屋根カバールーフ工事
屋根材:IGスーパーガルテクト
下葺材:タディスホワイト
原 板:スーパーガルテクト専用10MコイルD S.シェイドチャコール 0.35mm

 

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