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<西東京市 保谷町> 屋根部分カバールーフ工事

今日も夕方から雪がちらつき始めました。今週は週初めから雪交じりの雨でしたが晴れ間が続いていたこともありちょうど良いお湿りだったのかもしれません。
が、屋根の作業に携わる私どもにとってはそうとも言ってられない事情もあります。今回は雪予報を跨ぐ日程での作業となりましたこれまた地元も地元の西東京市保谷町でのカバールーフ工事の様子です。

今回はいつものようにカバールーフで全体を覆うのではなく部分作業となります。雨漏りが発生している面とそれに絡む部分の施工に留めました。この様な施工は本来はあまりお勧めできないのですが施主様のご事情やライフスタイルに合わせる事がまずは最優先となります。但し、部分工事による今後起こり得るリスクの理解と今後追加作業が発生した場合に備えての準備施工を予め盛り込む内容での作業をご提案してご依頼をいただきました。

先ずは屋根の現状ですがコロニアル本体にも経年の劣化が顕著にみられる状態です。

作業の初めに既存の棟を撤去してみると貫板はもうこの状態でした。画像下段部分の個所が今回雨漏りが発生している場所になります。貫板は朽ちて、棟跨ぎのルーフィングが切れてしまっている状態です。また使用されていたルーフィングは現在は廃盤になっている17㎏と呼ばれるものです。本来は施工当時においても22㎏以上のルーフィングを使用しての施工が基本なので適正なものではなかったという事です。

今更言っても仕方ありませんので新規にルーフィングを敷いていきます。上段右の本谷廻りで役物を使い縁切りします。また、下段左側は既存屋根が残る部分側に渡す形でルーフィングを施工。その先の棟部分は片面防水テープとルーフィングを使い養生しました。下準備を整えて屋根本体の作業がスタートです。

今回のカバールーフでの施工は三面、残りの面は棟交換となります。いつもと同じく棟絡みは算木を用いて高さを作り板金を立ち上げて水路を作ります。貫板が直接屋根に触れないことで材木の延命を図れ、直接打ち付ける施工とでは圧倒的に貫板の寿命(耐久性)が違います。

最後に棟板金を納めて完成です。

ここで賢明な方は、「カバールーフの面に棟算木を用いているので既存が残る部分と高さが変わるのでは!?」とお考えになるはず。
そうです、当然変わりますのでそこはしっかりと板金を加工してオフセットしています。当社は板金専門ですからこういった部分はお手のものです!!

そして本谷絡みの部分も屋根材本体を施工する前にちょっとした細工を施しています。次回追加施工になった場合にも今回施工した部分を傷めずに施工がスタートできるようにしっかりと準備しております。ただ、既存コロニアルの部分に架けた棟板金だけは残念ながら撤去することになってしまいます。

最後に屋根全体像をパチリと一枚。

今回の作業は全ての方に提供(作業)がお約束できる内容ではありません。屋根の状態から言えば雨漏りしている部分もそうでない部分も状態は大差ないので同じような雨漏りがいつ発生してもおかしくないからです。施主様のご理解や雨漏りの範囲、建物(屋根下地)自体の状況を考慮して初めて作業に着手できるものです。また、そこにはお互いの信頼関係が大切になりますので入念にお話しをさせていただいております。今回の施主様は大手ゼネコンを勤め上げた方でしたので状況や提案内容の理解にも深く、ご信頼をいただくことで無事に改修を終えることができました。

K様、この度はご用命誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

<西東京市 保谷町 K様邸>
屋根カバールーフ工事
屋根材:IGヒランビー極み220
下葺材:タジマ タディスホワイト
原 板:JFE鋼板 極み0.35mm

 

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