お知らせ | 屋根の雨漏り修理・雨樋工事・外壁工事・板金工事なら西東京市の宮本工業

五月も月末を迎えいよいよ梅雨シーズンの到来となりました。今週は台風1号も発生して明日から明後日にかけては東京でも大雨の予報となっています。台風などの暴風雨は雨戸を閉めることが一番の効果的な対策となります。
さて、今回のお問い合わせは「欠けた屋根材が落ちてきた」とのご連絡からでした。この時点でピン！と思い当たる事、それは幾度となくご紹介しているノンアスベスト製品の初期モデルです。現調で状況と製品を確認をし、施主様と相談のうえで今回はＩＧガルテクトでのカバールーフ工事となりました。

まずは現況（元凶）の確認から。
製品は「コロニアルNEO」です。この製品は早急な代替品が必要な時期に開発されたものであり製造メーカーも大変だったのではないでしょうか。しかし、すでにこうなってしまった以上は残念ながら剥がして撤去するのかこの上からカバーをするのかの二択しかありません。

いつも通りルーフィングから順次施工をしていきます。

今回は役物（端部部材）を同質でとのご希望でしたので専用コイルを用いて加工をし取り付けをします。

当社では壁雨押えは使用せず、壁捨て雨押えを製作し取り付けています。壁雨押えとの違いは材木（樹脂木材を含む）を用いるか否か。この役物に限っては腐食（劣化）する資材をあえて使用するメリットはありません。そして当社は板金屋ですから必要ならば自分で作って用意すればよいだけの事。取り付け後に壁捨て雨押えの上部をコーキングで止水処理をします。

最後に化粧水切りを取り付けて仕上げです。（コーキングをカバーする事によって見た目の良さと紫外線による劣化も防げ一石二鳥の効果があります）

細部の納まりと全体をまとめて。屋根材本体とのバランスも考えて加工をして取り付けを行っています。人が携わる作業ですから施工（仕上がり）に明確な違いが現れます。見積り金額の違いだけではわからない（見えない）部分を紹介することで少しでも施工の内容がお伝えができればと思っています。

最後に建物全景を。配色を含めて綺麗に仕上がりました！！

今回は施主様が信頼をしてくださり全てをまかせていただけたので納めに関しても当社のベストを提供することができました。Ｓ様、この度はご用命誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

＜西東京市　富士町　S様邸＞
屋根カバールーフ工事
屋根材：IGスーパーガルテクト
下葺材：タディスホワイト
原　板：スーパーガルテクト専用10MコイルD　S.シェイドチャコール　0.35mm

西東京市の雨漏り（あまもり）修理
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