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2024.06.24施工Blog 屋根
<西東京市 田無町> 屋根改修工事
まだ6月というのに今日は35度を超える猛暑日となりました。徐々に暑さに順応していかなければ…という時期でこの暑さでは今年の夏は厳しい予感がしております。
さて、今回は築50年の木造家屋の雨漏り修理です。大屋根の棟板金が飛散してしまったのと下屋の平葺からの雨漏れの修繕依頼です。
大屋根は瓦棒葺きで仕上げられておりその中心部の棟板金(下地の貫木材)が劣化して飛散してしまった様子。
既存の棟を撤去して貫木材を打ち付けます。
最後に棟板金を施行して完成です。
そして下屋根、平葺からの雨漏り修繕に取り掛かります。
施主様が応急で設置した雨養生のブルーシートを撤去、平葺を剥がす為に軒先と平瓦を一度外します。そして防水ルーフィングを貼り込みます。
今回は勾配が緩いことを考慮して立平葺きを選択しました。
立平葺き本体を施工後に雨押えを施工しますが、軒先瓦の坐り(安定)を考えて雨押えを加工し取り付けます。
最後に瓦を並べ納めて完成です。
今回のポイントは板金屋根(雨押え取り合い部分)と軒先瓦との境目での雨漏りでしたので板金部分と瓦一部での工事で対応しましたが、もう少し瓦屋根の上部からの雨漏りでしたら二階壁際まで瓦を外してルーフィングを貼り込むことになってしまうところでした。ただ、板金屋根+αの部分までしかルーフィングが貼り込めていませんので既存瓦屋根の下葺材(トントン)と逆勝手で仕上がっております。もし瓦屋根上部から雨漏りが発生してしまうとルーフィングの逆勝手部分から浸水する可能性はあります。部分工事ではこういったリスクも残ることをご説明させていただいた上で施主様にご判断いただきます。
本来はしっかりと修理することが建物にとってベストではありますが、それがお住まいになる施主様にとってベストであるとは限りません。その点も踏まえて施主様にとって【今ベスト】な改修の方法がご提案できるように努めております。
O様、この度はご用命誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
<西東京市 田無町 O様邸>
屋根改修工事
屋根材:セキノ立平ロック20型 0.4mm
下葺材:タジマ タディスホワイト
原 板:JFE鋼板 和み 0.35mm
西東京市の雨漏り(あまもり)修理
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宮本工業有限会社
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