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2024.07.15施工Blog 屋根
<西東京市 芝久保町> 屋根カバールーフ工事
ここ最近は芝久保町にお住いの方からのご依頼が多いです。偶然とはいえ地元で仕事をさせていただけるのは本当に有り難いことだと感謝しております。
今回はHPよりお問い合わせをいただきました雨漏り修理のご紹介です。
当初施主様のご希望は費用をかけずに作業ができないものかとのご相談でした。現調時にお問い合わせをいただいた雨漏りの原因個所はすぐに特定できたのですが、室内の雨漏り跡を拝見させていただいた際に微妙な違和感を覚えました。結果的にはこの「違和感」が当たっており雨漏りの原因はこの部分だけではない複数個所によるものでした。
当初すぐに判断できた場所は画像矢印の腰折れ部分ですが、部分的な改修による今後のデメリットとどうにも違和感を感じたのでお見積りの際に「この部分だけの工事では雨漏りは止まらない」とお伝えをしたうえでお見積りをさせていただきました。施主様と具体的な改修方法の打ち合わせを数回程重ねた結果、当初のご希望とは異なる屋根全体と外壁塗装の外装一式を着手することになりました。
今回の屋根材は稲垣商事のヒランビー220極み、葺き方はスリットを揃えない乱葺(回し葺き)です。
いつもどおりにルーフィングから順に本体を施工していきます。
細かい役物は葺き終い寸法に合わせて加工して取り付けます。
前回のBlogでもご紹介した亜鉛鉄板への再塗装は今回も例にもれずの状態でしたのでこちらも綺麗に新しく。
屋根工事はこれで完了ですが、ここから違和感の原因にアプローチします。私の感じた違和感は「サッシの取り付け方」でした。一般的な取り付け方よりも位置が室内寄りに入り込み外壁のモルタル面との境をモールで調整した仕上げになっており、この手の取り付け方での雨漏りが以前にも数件あったからです。
施主様にその旨をお伝えしたうえで先に屋根工事を完了した状態で屋根と外壁を高圧洗浄(圧を押えてサッシ回りに散布)をすることにより切り分けて原因を特定しました。結果はやはりサッシから雨漏りを併発していました。
野地裏に雨染み(雨漏り)の跡はなく屋根の垂木掛けの部分(赤丸)から断熱材を伝って雨漏りの跡が確認できます。
原因がはっきりと特定できたので今回はサッシ枠のコーキング処理と外壁塗装で対処していきます。
そして外壁を綺麗に仕上げて今回の工事は完了となります。
当初の部分的なお話しから180°方向転換となりましたが建物の築年数を考慮すれば賢明なご判断だと思います。出費は大きくなりますが今後を考えたときに「やるべき時期」を逃した建物の維持管理は非常に難しくなるからです。
梅雨時期の施工となりましたが幸運にも雨天で工事ができなかったのは2日程度、工期も余裕をもって作業をおこなえたので施主様にも満足していただける仕上がりとなりました。
I様、ご用命ならびに工事の際にお気遣いをいただき本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
<西東京市 芝久保町 I様邸>
屋根カバールーフ工事・外壁塗装工事
屋根材:IGヒランビー極み
下葺材:タジマタディスホワイト
原 板:JFE鋼板 極み 0.35mm
西東京市の雨漏り(あまもり)修理
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宮本工業有限会社
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