お知らせ | 屋根の雨漏り修理・雨樋工事・外壁工事・板金工事なら西東京市の宮本工業

週末の日曜日からまとまった雨が降り続き今日も加工と事務作業に勤しんでおります。雨の日恒例のBlog更新は先週末に終えたばかりの屋根雨漏り改修工事です。
先月の改装に携わった東久留米市中央町の店舗大屋根ですが、長年にわたり簡易的な方法で対処されていたようですが今回は部分的ではありますがしっかりと手を加え改修しました。

パラペット内側の小屋根の部分から本体の大屋根に合流する「谷」と呼ばれる部分が逆勝手の水を受けてしまうお粗末な施工であり、その部分を根本的に改善するために今回は谷を用いずに大工さんに屋根を造作してもらいました。そしてその部分に関わる大屋根と絡む雨押えと壁立ち上げも併せて造作してもらい板金を加工して取り付けていきます。

順番に①雨押えを取り付け、②壁立ち上げ部を板金処理、③瓦棒屋根を施工し、④笠木部分を板金で二段階に施工して完成です。
既存「谷」の部分を無くし屋根を設けたことで大屋根の雨水がスムーズに流れ大幅に雨漏りのリスクを回避させることになりました。また、各所納めの仕上がりをUPしましたのでしっかりと目を通していただければと思います。今回も屋根材を含め全て平板から加工したもので納めています。合羽や軒先の桟鼻と呼ばれる部分も既製品を使わず一本物で、特に軒先の納めは山型に加工（当然鋏はいれていません!!）してみました。板金屋のちょっとした遊び心です。

上段：ガルバリウム鋼板0.35mm　下段：ガルバリウム鋼板0.5mm　コンマ0.15mmの厚さの差ですが強度（腰の強さ）は大きく違います！！

今回は雨押えと壁立ち上がり、笠木に0.5mm厚、瓦棒本体ならびに役物に0.35mm厚を用いています。

そして仕上がりの全景です。パラペットの内側なので表から見ることができないのが残念ですが、抜かりなくしっかりと施工している自信作です。
瓦の屋根は苦手ですが、金属系の屋根は自信がありますので些細なことでもぜひお声がけください。

＜東久留米市　中央町　商業店舗＞
屋根改修工事
原　板：JFE鋼板　極み　0.5mm
原　板：JFE鋼板　極み　0.35mm

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