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<秦野市 落合> 屋根カバールーフ工事

先週より幾らか過ごしやすい週ではありましたがやはり暑いものは暑いですね。特に屋根の上で板金を扱う私どもは灼熱の中の作業、絶えずフライパンで熱せられているような状態です・・・。
さて本題に移りますが、不思議なことに工事は似通ったものが続くことがあり今回は変わり種のカバールーフ工事なのですが連続でのご依頼でした。工事依頼の内容は、何度塗っても塗装が剥がれてしまうので何とかしたいというものです。まずは画像で状況の確認から。

業界用語で「花が咲く」といわれる状態です。塗装を塗り重ねても次々に花びらが散るようにパリパリと剥がれ落ちてしまうのです。原因は屋根材の亜鉛鉄板にあります。今はあまり使われなくなりましたが一昔前はメジャーな材料でした。ただ、この亜鉛鉄板と塗りの塗装は非常に相性が悪く、下地にかなり気を使って作業をしても塗装の剥離が起きてしまいます。今回は対処としてカバールーフ工法で屋根を一新することになりました。

比較的剥がれの少ない面とバリバリに剥がれている面があるのも興味深いです。環境による影響もあるのかもしれません。既存の屋根幅よりも若干小さい「ドブ」と若干大きい「合羽」を工場で製作して現場にのりこみ、

バチッと綺麗に被せて完成です。既存ドブ幅が広いこともあり0.5mm厚のガルバリウム鋼板を使用したのでしっかりとした屋根となりました。(秦野市落合)
そして別の場所でも同様の依頼を受けて・・・、

同じように加工をして施工しました。ただ、こちらは一般住宅なので主流の0.35mm厚での施工です。(川口市朝日)
この様な状態の場合は塗装で考えるよりも、葺き替えまたはカバー工法での屋根改修でお考えの方が現実的だといえます。塗装をして2・3年で同じ結果ならば初期費用は高くともトータルコストで言えば絶対にお得と言えますね。
今は波板工事の真っ最中。暑さに負けずに頑張ります。

 

<秦野市 落合 商業店舗>
屋根カバールーフ工事
原板:JEF鋼板 0.5mm 極み

<川口市 朝日 T様邸>
屋根カバールーフ工事
原板:JFE鋼板 0.35mm 極み


西東京市
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