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<八王子市 久保山町> テラス屋根工事

雨漏りというと問題となる個所に直接的なアプローチを行うことがほとんどですが場合によっては間接的な方法で解決を図ることもあります。
こちらの施主様は以前に雨樋の架け替えをさせていただき当社HPにも使わせていただいている懇意の方で今回は間接的なアプローチで雨漏りの改修工事を行わせていただきました。
まず、雨漏りの個所は増築部分のFRP防水仕上げの屋根部分でした。

下の画像をよくご覧になっていただきたいのですが排水溝が切られている部分ではなく建物側に勾配が付いてしまっており躯体に向けて水が溜まってしまうのが原因で完全に増築時の施工不良と言えます。(画像二枚目の水平器をよくご覧ください)

またベランダの直上に大屋根の本谷があり大雨が降った際に本谷から雨水が軒樋を飛び越えて直接ベランダに流入してしまうのも雨漏りに拍車をかける原因となっていました。以前に私が雨樋を架け替えた際は問題がなかったのですが、一昨年に屋根の塗装を行ってから大雨の際に雨水が本谷から飛び越えるようになった様子。最近の塗料は撥水性に優れるので今回のような弊害が生まれてしまったのかもしれません。

基本的にはベランダ部分の防水屋根の勾配を取り直して再度FRPで防水を仕上げる施工がベストではありますが、施主様の年齢から抜本的な改善でなくとも費用を抑えることを優先でとご指示がありましたので今回はベランダにアルミテラスの屋根をかけることをご提案しました。
まずは大雨に本谷からの雨水の流入を防ぐべく入隅用の軒樋水返しを取り付け。

次にベランダにアルミテラスを施工。

これで直接的にFRPの防水部分にかかる雨水を大幅に軽減することができました。暴風雨などでは開放部から雨水の侵入を許すことにはなりますが余程のことがない限りは大丈夫です。実はこの作業は昨年の9月に行っており年明けの現在まで全く問題はありません。
元々、FRP防水は雨水を「溜めて」排水するのが前提ですが、その前提部分の雨水を「溜めず」に流すのが屋根なのです。基本的に溜めずに流せば良いだけなので発想の転換によっても改善は見込めます。ただ、不良個所の根治ではなくあくまで改善でありますので施主様のご理解も必要となります。

今回はベランダにアルミテラスの屋根を設けたことで雨漏りの改善だけではなく夏場の日差しが抑えられ、天気の急変などの際にも洗濯物が安心して干せるなど一石三鳥の相乗効果も。FRPの防水工事だけではこの結果は生まれませんでしたから施主様にも大変喜んでもらえ、ハード・ソフトの両面で私自身も手ごたえがあり今回は会心のご提案ができたのではないかと思います。

 

<八王子市 久保山町 R様邸>
ベランダテラス設置工事
資材:LIXIL スピーネF型 600タイプ/一般ポリカ屋根/自在桁仕様

 

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