お知らせ | 屋根の雨漏り修理・雨樋工事・外壁工事・板金工事なら西東京市の宮本工業

今年もあとわずかとなりました。今年の作業は今年のうちにご紹介しなければとの思いで今回は西東京市富士町で施工させていただきました物件のご紹介です。
以前に施主様の並びのお宅を施工させていただき、そのご縁で今回の改修工事のご依頼をいただきました。内容は屋根のカバールーフ工事（IGガルテクト）と外壁塗装です。

既存屋根材はクボタのコロニアルNEO、最初期のアスベスト代替製品で現在多くの問題が発生している製品です。この物件は並びの建物に比べ比較的状態が良い方ではありましたがそれでもヒビ割れやカケが多数発生している状態でした。改修のご提案としては塗装の選択の余地はなく葺き替えもしくはカバールーフしかありませんでした。

まずは既存の棟板金と雪止めを撤去してルーフィングを施工、順次役物を取りつけガルテクト本体を葺きあげていきます。下り棟の部分は当社は桟木を取り付け本体を立ち上げます。施工の簡略化の意味でこの部分を立ち上げずに本体を切断してエプトシーラーを用いて止水する施工もありますが当社は手間を惜しまず昔ながらの板金施工の納めを実践しています。この工程を取り入れることにより棟板金に用いる貫材（樹脂木材を含む）の寿命を延ばすことや、次の改修時に屋根材本体を傷めることなく棟交換ができるための作業でもあり現時点だけではなくその先も視野に入れての作業を取り入れています。

棟板金と換気棟、壁際の化粧水切りを取りつけて完成です。メーカーで設定のない細かい板金納めの部分は専用コイルからすべて切り出し加工して取り付けます。建物にあった最適な部材を提供して施工する当社の信念の部分であり他社リフォーム業者さんとの一番の違いでもあります。板金施工の「肝」の部分ですね。

メーカーの棟板金、換気棟も汎用角度で納品されるので工場で建物の勾配に合わせしっかりと折り直します。加工設備のない業者では現場で手折り直しで施工をしますので機械折りとでは精度が当然違います。

そして屋根工事が終了したら次は外壁塗装。既存のメインとなる外壁塗装がリシン吹きでしたのでエスケー化研のアートフレッシュを選択、艶消しの落ち着いた色合いで本当にきれいに仕上がりました!!

今回お話しをいただいたのは今年の春先でしたが施主様のご要望が今年の秋口にとのこと、結果今年の夏の酷暑を思い返すと私どもにとっても良い時期に携わることができました。
施工会社の施工の練度・精度はお見積りではわかりずらいと思います。正直「わからない」が正しいのかもしれません。だからこそ当社の施工の内容をできるだけわかりやすく詳細にお伝えしていこうと心がけております。

T様、このたびはご用命いただき誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

＜西東京市　富士町　T様邸＞
屋根カバールーフ工事・外壁塗装工事
屋根材：IGスーパーガルテクト
下葺材：タディスホワイト
原　板：スーパーガルテクト専用10MコイルD　S.シェイドチャコール　0.35mm
塗　料：エスケー化研　アートフレッシュ　クリーンマイルドシリコン　他

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