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<西東京市 芝久保町> 屋根改修工事

GWも終わり初夏の陽気を感じるようになりましたが今日は生憎の雨模様。
今回は雨漏りのご相談を受けた西東京市芝久保町の改修工事のご紹介です。

初見でハッキリとわかる施工状態、一目で施工不良と判断できました。天窓のガラスは枠内で納まり寸足らず、この勾配で平葺は悪手でしかあません。何故!?と思う選択です。

今回は野地(12mm/ラーチベニヤ)の増し貼りから手を付け、ルーフィングを敷き瓦棒葺きで仕上げることにしました。

瓦屋根との取り合いは瓦棒葺きよりも一段高く野地を作り振り分けの別屋根として雪割(谷)を施工。センター部分はハゼ組ではなくあやめ折で一枚の板金で加工をしています(画像右上・右下)
既存天窓のガラスは撤去せずワンサイズ大きな寸法で発注したポリカ平板を上部に取りつけ、水下は水切り、水上方向はケラバと片棟で仕上げて完成です。

続いて下屋ですが、既存の瓦棒葺きも微妙な仕上がり。

こちらはワンサイズ小さな加工を施したドブ(屋根の凹面)と大きな合羽(屋根の凸面)を製作して重ね葺きにしました。合わせて雨押えの木下地も取り付けていきます。

合羽は既製品が6尺(1820mm)なのでそれ以上の流れの場合には重ねて仕上げるのがセオリーですが、今回はせっかく加工をするので一本物で繋ぎ目のないシルエットで仕上げました。常設のシャーリングとベンダーが4mまでの加工に対応できるのも当社の強みです。棟も当然一本物で仕上げてあります!!
同様に壁の後付けコーキングも表に出しません。コーキングに頼らずに施工できればベストなのですがコスト面と結果的にリスクが少ないこともあり使用せざるを得ない現状ですが、板金屋なので隠せる部分は隠したい意地と機能の面でも紫外線によるコーキングの劣化を防く効果もあるからです。

重ね瓦棒葺き、棟、雨押えを綺麗に仕上げることができました。

そして二階南側雨樋を交換してすべての作業が終了です。

今回はサンバナ以外の全ての屋根材を自社で加工して施工しましたので板金屋の面目躍如といったところでしょうか。
屋根の工事に携わる業者は多いですが屋根材を板金コイルから加工成型して施工する業者は本当に少なくなりました。今は優れた既製品が多く出回り当社も作業をすることが多いですが、今回のように一から加工し施工する「板金屋」としての作業を今後も変わらずに続けていく所存です。
S様、この度はご用命誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

<西東京市 芝久保町 S様邸>
屋根改修工事
屋根材:瓦棒葺き(自社加工) 極み 0.35mm
下葺材:タジマ タディスホワイト
原 板:JFE鋼板 極み 0.35mm

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